社会保険労務士の資格について
社会保険労務士は、企業の保険手続きや人事・総務といった労務関係の仕事を
専門的法律知識を用いてアドバイスしていきます。
そのため幅広い法律の理解が必要となり、試験の難易度も高いといえます。
合格率は毎年7~8%台を推移しており、今回紹介する資格の中では最も難しい試験です。
この社会保険労務士に合格する為に最も必要となるのが講義です。通学ではなく、
自宅で勉強できる通信講座を利用するなら講義メディアのWEB、CD、DVDが
それに当たります。もし初学者がテキストと問題集だけの勉強なら合格までに3年以上は
かかると覚悟してください。効率よく勉強しても2・3年かかることもあります。
それでは何故、講義メディアが必要なのか、その答えは試験範囲の広さに関係してきます。
社会保険労務士試験は8科目もあり、しかも1科目に対して目が回るほど覚えることがあります。にもかかわらず、ただテキストを精読するだけでは基礎知識を覚えるだけで、数年かかり、さらに法律の理解も間々なりません。
それに比べ講義を聞くことが出来れば、テキストだけの勉強に比べて、5倍以上の速さで知識を吸収し、理解を深めることが出来ます。
基礎知識をいかに早く習得するかで短期合格の鍵を握りますので、講義メディアは必須と考えてください。
しかし講義メディアなら何でも良いわけではありません。出来るだけ講師と目線が合いながら
学習していったほうが効率よく知識を吸収できますので、講義メディアは長時間みても
飽きない工夫をしている物が用意でしょう。(CDは音声だけなので別)
大手資格学校のDVD講義の全てが講師の目の前にカメラを置いて撮影しているだけのものや
学校での講義模様を撮影しているだけのものですので、どんなに良い講義でも、
見ていてすぐに飽きてしまいます。
例えば、講師の目の前でカメラを置いているものは、画面全体に動きがなく目が段々と疲れてきて、眠気が襲ってきます。(川や海を撮影しているものを長時間テレビで見れないのと同じです。)
通学模様を撮影している場合は、天井にカメラを置いて撮影しているので、講師と目線が合わず
臨場感に欠けます。又、携帯電話や生徒同士の雑音もはいるので、集中して勉強できません。
一番良いのがカメラを複数台使い、ハイビジョン撮影しているものです。それだと目の前で
講義をしているかのような迫力があり、知識の吸収も早くなります。
ただしこのような撮影方法を取っているのは、今のところフォーサイトしかないので、
今後、どの通信講座も撮影の工夫をしてくれることを望みます。
これが通信講座で社会保険労務士に合格する為に絶対的に必要となるので、
是非とも参考にして下さい。
